当法人は、重度障害児者の母親から「井笠地域に医療的ケアに対応した重度障害児者のサービスが無く利用できない。重度障害専門の医療的ケアにも対応した事業所を作って欲しい」との強い要望を受け、平成２４年に重度障害児者の母親達と共に設立しました。以来１０年以上に渡り、井笠地域において医療的ケアにも対応するヘルパーと多機能型通所事業【生活介護・児童発達支援】のサービスを提供しています。すまいるハウスでは、医療的ケアが必要な最重度の障害児者を受け入れるため、職員は基準より倍近くを配置してマンツーマンで対応しています。食事も委託をする事無く、当施設で職員が調理する事で、季節感のある家庭的な食事を個々に合わせた対応で提供する事ができ、食事に喜びを感じてもらいながら、小規模で家庭的な雰囲気の中で常に寄り添いながら支援にあたっています。また、すまいるパートナーズでは、実質的に地域で唯一の重度訪問介護事業者として、重度障害児者とご家族に寄り添いながらサービスを提供し、必要とする方がいれば離島へもヘルパーを派遣し、ご本人とご家族を全力で支えてきました。更に令和５年に西備支援学校近くに井笠地域の重度障害児の支援拠点となる【重度障害支援センター すまいるキッズ】及び【すまいる重度障害相談センター】を開設しました。これからも職員一丸となって「笑顔があれば何でもできる」を合言葉に頑張ってまいります。